
夏休みなどは、海へ出かける機会も多くなると思います。海へ行ったらこんな生き物には注意しようということで、浅虫水族館が青森県沿岸の危険な生物を紹介します。地元じゃない方も参考にしてsみてください。
海の危険な生き物の被害に遭った場合の応急処置
ウミヘビ類
- 被害者はなるべく安静にしたうえで、咬み跡を観察し毒牙を打ち込まれたかどうかを確かめる。(1〜2カ所の出血点の有無や位置を確認する。)
- 咬み跡よりも心臓に近い場所を、ヒモ等でしばる。(組織が壊死せぬよう、医師の処置を受けるまで、20分おきに数分ゆるめる。)
- 毒を吸い出す。吸い出しにくいときは、消毒したナイフで2〜3ミリの深さに切開して吸い出す。
- 解毒剤として5%タンニン酸溶液を、咬み跡に注入する。(注射ではなく、傷口に注入する。)
- タンニン酸が無い場合は、緑茶の濃い煮出し液やアルコールで、切開部分をよく洗う。
- ウミヘビ咬症では咬まれた瞬間以外はほとんど痛みを感じないとされているため、油断せず出来る限り速やかに、医師の処置をうける。
オニオコゼ・ハオコゼ
- 傷口を水でよく洗い、毒トゲの粘膜・表皮などの異物を取り除き、出来るだけ毒を吸い出すか絞り出すかする。
- 本種の毒は熱に対して不安定なため、なるべく早く傷口を50度程の熱いお湯に浸けて温める。30分〜1時間、火傷しない様に温め続ける。
- 傷口が頭部や胴体の場合には、熱い温湿布を行う。
- 本種の毒は酸性下でも不安定なため、食酢を傷口に塗るのも有効とされる。
- いずれも化膿止めの処置を行う。
- 症状がひどい場合には、速やかに医師の処置を受ける。
アカエイ
- 傷口よりも心臓に近い場所を、ヒモ等でしばる。(組織が壊死せぬよう、医師の処置を受けるまで、20分おきに数分ゆるめる。)
- 傷口を水でよく洗い、毒トゲの粘膜・表皮などの異物を取り除き、出来るだけ毒を吸い出すか絞り出すかする。
- なるべく早く傷口を50℃程の熱いお湯に浸けて温める。30分〜1時間、火傷しない様に温め続ける。
- 傷口が頭部や胴体の場合には、熱い温湿布を行う。
- 速やかに医師の処置を受ける。
シロガヤ・クラゲ類
- クラゲに刺された場合は、いきなり拭い取ろうとすると、まだ発射していない刺胞を広範囲に広げてしまうため逆効果となる。
- タオルや手ぬぐい等(素手は不可)のきれいな部分で患部をつまむ様にして、皮膚に残った触手を取り除く。
- この前にアルコールやアンモニア水を患部(触手)に振りかけて無害化しておけばより安全ですが、最近沖縄県ではハブクラゲ刺症の際に、十分な量の食酢を患部に振りかけた後に除去することを推奨しています。
- 患部を洗い、抗ヒスタミン剤軟膏やコーチゾン軟膏を塗布する。
- 患部が広範囲にわたる場合や頭痛・嘔吐・発熱・呼吸困難などの全身症状がある場合には直ちに医師の処置を受ける。



