夏休みなどは、海へ出かける機会も多くなると思います。海へ行ったらこんな生き物には注意しようということで、浅虫水族館が青森県沿岸の危険な生物を紹介します。地元じゃない方も参考にしてみてください。

海の危険な生き物の被害に遭わないために

ウミヘビ類

青森県沿岸で一般の方が遭遇する可能性はそれ程高くないと思いますが、浅虫水族館で飼育した3個体はいずれもテトラポット回りや漁港岸壁近くで捕獲されているので、釣りや海水浴の時などに、ウミヘビらしき生物に気づいたら手を出さず避けるようにしましょう。

もしもその近くに泳いでいる人が居たら、離れるように声を掛けます。特にセグロウミヘビの場合には、怒らせるとフィン(足ヒレ)を使っても振り切れない可能性が高いので刺激しないよう静かに離れましょう。

オニオコゼ・アカエイ

海底や岩礁の表面に潜むものを誤って踏み被害に会うことが多いので、海で遊ぶときは古ズックや軍手を着用して手足を保護します。

遊泳中に海底や岩礁に手・足をつく時はその前に有害生物がいない事を確認することが肝心です。 また、両種とも食用魚として賞味されますが、調理の際にも毒トゲの処理や処分方法にも注意が必要です。

ハオコゼ

海藻の茂みに潜んでいます、特に夏の時期には海藻の根元や捨てられた漁網の間に1cm位の子供がウジャウジャ群がっていることがあります。注意する点はオニオコゼと同様です。

食用とはしませんが鑑賞用として飼育する場合には注意が必要です。なんたって水族館職員が刺されちゃうんですから。もっともこれは緊張感も無く、素手で扱っちゃうせいなんですが…ホントに困ったもんです。

シロガヤ

岩礁域のあちこちに普通に見られますが、有毒生物であることを認識して、露出した肌に触れない様に注意すれば問題ありません。

くらげ類

ウエットスーツを着れば完璧に近い防御になりますが海水浴ではそうもいかないので、水着の上にTシャツ(あまりルーズなのはダメ)を着ましょう。

要は肌の露出面積を小さくすれば良い訳で、これだけで上半身のかなりの部分を防御できます。 これでも頭部や腕・脚は無防備なままですから、いきなり飛び込む訳にはいきません。クラゲ達とスキンシップしたくない人には、それなりの戦略が必要になります。

その他

  1. 事前にテレビニュースや新聞でクラゲ被害の有無をチェックしておく。
  2. 現地入りしたら、近くの売店や海の家などで最新のクラゲ情報を聞き込みする。(ついでに飲み物でも買ってあげると情報の信頼性も高まり、一石二鳥かもしれない…たぶん)
  3. 波打ち際をよく見ると、流れ藻や流木が集まる所とそうでない所があることが分かりますが、波や風の力で漂流物の集まる場所にはクラゲも集まっている可能性が高いので避けるようにする。
  4. 海面にクラゲが見える場合はもちろんだが、海岸の打ち上げ物の中にクラゲが混ざっている場合もなるべく海に入らないようにする。
  5. 目立たない小型種を避けるため、むやみに海藻の茂みの中を泳がないようにする。

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